フィリピン 高原都市バギオの旅情報

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バギオの旅

 日本人が完成させた道路「ベンゲット道路」を通りバギオに行ってきました。マニラ市街を抜け、高速道路に入り、終点で降り、そして信号のほとんどない一般道路をひた走る。周りは真っ平らで、牧草地や田んぼが延々と続く。空は大きく、白い雲が高く見え、遠くに山が小さく見える。山が近づき、やがてベンゲット道路(有料)の入り口が見えてきた。左手に川を見て、曲りくねった道を登っていく。ところどころで道路の拡幅工事があり、交互通行の道を辛抱強く待って、山あいの道を抜けていく。日本ではもはやなかなか経験することができないドライブコース。
 バギオは、車で、首都マニラから北に、5時間強のところにありました。 標高1500mにある高原都市です。フィリピンの夏の首都、避暑地として、毎年多くの観光客が訪れるところです。1年を通して涼しく、景色がよく、多くの名勝地があります。フィリピンで最も人気の高い観光スポットです。

バーンハムパーク
バギオ
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 バギオは、バーンハムパークやマインズ・ビュー・パーク、タム・アワン・ビレッジ、ライトパーク、セッションロード、バギオ大聖堂など、多くの観光スポットがあります。
 バギオは、教育都市として評判が高く、人口30万余の中小都市バギオは6個の総合大学、医科専門大学、フィリピン士官学校(PMA)のほかにも10余の各種大学や語学研修学校があり、海外の多くの留学生が勉学のためこの地に訪れています。
 バギオは、米軍の休養都市として出発し、アメリカの影響を多く受けています。バギオ市民の生活の中でもアメリカ的思考が自然に現れています。もちろん英語水準も平均的にフィリピンの中でも高く、生活英語に浸るにも、とてもいい環境です。
 バギオは、年平均気温が20度前後。日本の秋にあたる気候で、学習・観光・休養に快適な気候条件です。
 バギオは、何といっても、観光地として、教育都市として、バギオの市民たちによって、最高の治安状態が保たれています。大統領別荘をはじめ多くの別荘とホテル、宿泊施設などがあり、フィリピン内でもとても治安のいいところです。
 バギオのゴルフ場は、バギオカントリーとクラブ・ジョン・ヘイの2箇所あります。バギオは、ゴルフ好きにはたまらない場所のようです。世界最大の参加者を誇り、ギネスブックにも載る「フィーラムゴルフコンペ」」がこの地で開催されます。地元の選手はもとより、遠く海外からの参加者が集まって来ます。それは11月20日にスタートし、12月8日迄続くコンペです。この期間中、バギオの2ヶ所のゴルフ場は選手以外のプレィは全く出来ません。バギオでゴルフをと考えた場合は、この期間を外せば、2箇所とも、メンバー同伴プレィか専用ホテル宿泊が条件で、プレィができます。しかし、クラブ・ジョン・ヘイは最近韓国人の会員が増え、スタートの予約を取るのが難しくなっています。
 バギオと日本人とのつながりと言えば、1903から1904年、5000人の労働者が日本から渡ってきて、そのうちの半数ほどが、当時のアメリカ植民地政府が行った「ベンゲット道路工事」に従事しました。日本人労働者は、避暑地バギオに通じる道路の大工事の中でも特に難しい危険と隣り合わせの工事だった断崖絶壁の区間を受け持ち、600人以上の犠牲者を事故や風土病等で失いながらも、41kmの難工事だった道路の完成に大きく寄与しました。

 バギオは、観光やゴルフも良し、語学留学も良し、バギオの人たちも良し、気候も良し、ぜひ一度バギオの空気に触れてみてはいかがでしょう。

 フィリピンと日本人との結びつきを窺い知ることができた興味深い観光となりました。

 フィリピンは、人々の明るい笑顔、緑の風景が一体となって、旅行者をあたたかく迎えてくれました。

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